不登校
小・中・高校生の学生の間に、なんらかの原因で学校に行かなくなることを不登校と言いますが、その原因は様々です。
しかし、いずれにしても学校に行きたくない、または行けない事情があるのです。
その原因の多くは、校内でのイジメが挙げられます。
不登校って他人事と思ってはいませんか、全国には、小中学生では、約12万人、高校生でも約5万人も不登校で学校に行けない子供たちがいます。
不登校というのは長期間、学校に行けない・行かない子供たちで、29日間学校に行かなかった子供は不登校にはカウントされず、年間30日以上欠席すると不登校となります。
原因
不登校を引き起こす原因として、心理的、情緒的、社会的要因などがあります。
病気やケガなどの長期入院はこれに含まれません。
社会的要因とされるものに校内でも生徒によるイジメや先生によるイジメがあり、この要因が最も多いとされています。
イジメ
校内でのイジメはあからさまな校内での喧嘩やボイコットのような非行行為とは違い陰湿で先生も気が付きにくいということが現状としてあります。
イジメている生徒も、先生に見つからないように休憩時間や先生の目に入らないところでしています。
また被害に遭う生徒の多くは、気が弱く自分でハッキリと発言ができない子供たちが多いので、我慢をし続けてしまい、先生はおろか両親にもなかなか言えず、ある時に突然我慢の限界がきて、身体に病として出てしまい、学校を休みがちになってしまいます。
未然に防ぎたい
元気に学校に行っていた子供がもし熱や風邪の兆候もないのに休みたいと言ったら、気にかけましょう。
1日休ませて、次の日ちゃんと学校に行けば問題ないですが、連続して休むようなことがあれば、そこには必ず何らかの原因があるはずです。
親としては、心配ですしどうにかしたいと思いますが、直接的に問い詰めるような聞き方をしてはいけません。
子供自身も、言いたくても言えない状況であることは分かっていますので、そこを強引に質問責めにするとかえって本当のことを話したくなくなります。
専門の機関へ
不登校の原因が分かったら先生に相談したいところですが、教師の多くは真面目に応じる人が少ないのも実情です。
信頼できそうでであれば相談し、学校に行けるように手立てを打てますが、非協力的な教師も存在ますので、その時には最寄りの市町村の専門機関に相談してみましょう。
第三者の方が客観的に見ることができ、解決までのプロセスを適切に考えてくれます。
そうなる前に、子供とはある程度話ができる関係を小さい頃から保てるようにしたところです。
子供が口にしなくても、親御さんは、行動など異変に気が付いてあげてください。