Q.親の心子知らず、子の心親知らずなのですが
A.
あなたの進路は、あと10年もしたら、あなたの子供の進路に大きくかかわってきます。
結婚して子供ができ、子供を育てて幸せな家庭が築けるかどうかは、あなたの職業や収入で決まります。
もしあなたが大富豪の跡取りでもない限り、親の七光りなんてあって無いようなものです。
自由に進路を決めましょう。
進路が決まらないなら、親の言うことを聞きましょう。
30過ぎて苦労するのは嫌ですよね?
いつまでも親と金があるわけでもありませんし、人生どこで何があるか分かったものではありません。
人の幸せを願うなら、自分の幸せを譲り渡すくらいで丁度良いのです。
親を説得することが困難なら、いったん親の言うことを聞いておき、大学など、家の外でこっそり自主勉をすることをお勧めします。
大人になってから、自分が本来歩みたかった道に進みなおすこともできます。
後悔先に立たずといいますし、言われる前に行動しましょう。
私は親の意見に従って進路を決めました。
チャレンジしたい夢も無く、自分の適性も分からなかったので、とりあえず目の前の進路に飛びつきました。
東京には沢山の私大があり、私もその中の一つに通っていました。今思うと、大学生の時期こそ、真面目に勉強すべきだった気がしますね。
私は現役で進学したのですが、浪人してもっとレベルの高い国立大学に行けばよかったと思います。
特に、アカデミックな分野の研究は、私立より国立のほうがずっとレベルが上ですので、ご注意下さい。
Q.親を説得するコツとは?
A.
家業を継がなくてはならない方は、親に甘やかされて育つことが多く、結果としてグレたり、反抗的になることが多いです。しかし、厳しくしつけられると、ユーモラスの無い平坦な性格の人間になります。
いわゆる優等生タイプになることが多いです。
ちなみに、あなたの親とあなたは、違うようで似ているのです。
あなたの親も、あなたぐらいの年には親に反抗していたかもしれません。
どの道大人になれば、あなたも親になるわけですから、親の立場をふまえて、納得して進路を決めましょう。
最もいい解決法は、大物に自分の進路について責任を持ってもらうことです。
芸術やスポーツの世界では、これが当たり前のように通用します。
あなたの才能を伸ばしてくれるスポンサーを探しましょう。
親の前でその人の推薦状を読み上げれば、大抵の親は説得できます。
後はあなたの努力が大切です。夢を形にするまで、親元には帰らない覚悟を決めましょう。